とある士業者のブログ

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相続 派生6

それでは遺産分割協議です。


相続人全員の出席が必要であり、その条件を満たせばほぼ万能の権限があります。


具体的には遺産をどう分けるかは相続人全員の合意のもと基本的に自由だということです。もちろん、遺言により相続人以外の人に遺産が遺贈されていた場合は、相続人全員の合意があっても覆りませんが、遺贈の相手方が相続人であれば、遺産分割協議でその内容を覆せます。


ところが、遺産分割協議はまとまると思っていると纏まらず、纏まらないと思っていると纏まるという非常に読めない結論となります。

私が思うには、そもそも絶対纏まるような案件だと税理士さんや司法書士さんに依頼があるのであって、纏まらない前提の案件が私達のところに来るということなので、こうした五分五分は当然かなと思います。

従って、全相続案件をベースにすると、やはり遺産分割協議が機能しているのかなと思います。


このように遺産分割協議は基本的に万能ですが、それゆえ纏まらない。

生前にああいう貢献をした、こういう支出をしたという話がどんどんくるのです。


そういうときはどうするか。

どこかで見切りを付けて、調停を起こします。ただし、たまに逆効果で、いきなり士業を雇って裁判を起こしたという風説が流布します。

でも、こちらとしては他にやりようがないのです。